アスパラSELECTION

アスパラ基礎知識

アスパラの生産

【諸外国のアスパラの生産,輸出,輸入について】

アスパラ生産国上位5カ国

データ出典:FAOSTAT;FAO Statistics Division 2009;April 2009;Production 2007

国名

中国

ペルー

ドイツ

メキシコ

米国

生産量

6,254,800

283,473

92,900

62,000

50,620

全体でのシェア

89.1%

4.0%

1.3%

0.9%

0.7%

 

【中国のアスパラガス生産】

世界最大のアスパラガス生産国、中国。これまで順調に生産量を伸ばしてきましたが、2009年度のアスパラ生産量は前年より減るという見込みです。
この原因は、中国の場合、アスパラガスはそのほとんどが輸出する為に生産されますが、その輸出する市場においてアスパラの需要が以前より減ってきたという事がまず挙げられるでしょう。
他には、中国は穀物の生産の自給自足を目標としているために穀物補助金の支給が増やされて、これまでグリーンアスパラを育てていた農家が次々と他の農作物の栽培へ移行しています。
また、前年にグリーンアスパラの収益と作付面積が減少、コストの増加、貿易の厳重化などにより、ますます厳しい状況となってしまいました。
現在は世界1位の中国ですが、来年度からは落ち込むとの見通しです。

アスパラの輸出

 

アスパラ輸出国上位5カ国

データ出典:FAOSTAT;FAO Statistics Division 2009;April 2009; Export Quantity 2006

国名

ペルー

メキシコ

スペイン

タイ

ギリシャ

輸出量

92,580

52,220

16,171

14,268

12,422

全体でのシェア

40.0%

22.5%

7.0%

6.2%

5.4%

 

【ペルーのアスパラガス輸出】

ペルー輸出ペルーは世界でも最大の生鮮アスパラガス輸出国です。国際市場から見ても、上記グラフの通り世界1位で、世界的に見た輸出量の4割を占めます。
缶詰アスパラガスの輸出量でも、シェア5割近い中国が世界1位ですが、次いで世界2位、約3割のシェアを占めるほどといわれています。 こうなったのはメインの輸出を缶詰アスパラから生鮮アスパラに切り替えた、という背景がありました。
1990年代後半、最大の市場である米国の生鮮アスパラの消費が大きくなり、中国とのシェア争いとなりました。それまで順調に伸びていたペルー産のアスパラの缶詰ですが、ついにはペルー最大の輸出先であったスペインにおいても、ペルー産の缶詰より中国産のアスパラの缶詰のシェアの方が上回ってしまいました。
ですが、コールドチェーン(鮮度を維持したまま低温で運搬できるシステム)の整備により、鮮度の良い状態で遠く離れた国々の消費者へ届けることが可能となりました。このコールドチェーンのおかげでペルーの農業企業が生鮮輸出に特化して優位に参入できるようになり、生鮮アスパラのシェアの大部分を占めることに繋がりました。

アスパラ輸入国上位5カ国

データ出典:FAOSTAT;FAO Statistics Division 2009;April 2009; Import Quantity 2006

国名

米国

ドイツ

カナダ

日本

フランス

輸入量

120,314

25,812

17,934

14,976

13,465

全体でのシェア

46.2%

9.9%

6.9%

5.8%

5.2%

 

【米国のアスパラガス輸入】

米国輸入生鮮アスパラガスの輸入量、世界1位は米国です。 理由は、米国市場における生鮮農産物の需要が増えたことや、米国や主な供給先であるメキシコの端境期を狙って供給したことが(ニッチ市場へ参入)輸入量を増やす最大の理由になったのでしょう。

 

 

【日本での都道府県別アスパラガスの収穫量】

都道府県別アスパラ収穫量

総収穫量:2万8,200トン

北海道が18%、次に長野が16%、佐賀県と長崎県が10%となっており、この4つの県だけでも全国の半分の割合を占めています。

データ出典: FAOSTAT 農林水産省:平成18年産「指定野菜に準ずる野菜」の作付面積、収穫量及び出荷量

世界のアスパラ